close

2024.03.27

選手情報

シナーが初出場から4年連続で8強入り「また準々決勝に進出できてとてもうれしい」[マイアミ・オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

シナーがストレート勝ちで8強入り


現地3月26日、男子ツアー「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000)シングルス4回戦が行われ、第2シードのヤニック・シナー(イタリア/世界ランク3位)が、クリストファー・オコネル(オーストラリア/同66位)を6-4、6-3で下し、4年連続で8強入りを果たした。

【動画】シナーがオコネルをストレートで下して4年連続8強 マッチハイライト

22歳のシナーは、今季初戦となった全豪オープンでグランドスラム初制覇を成し遂げると、続くATP500ロッテルダムでもタイトルを獲得。前週行われたATPマスターズ1000インディアンウェルズ準決勝でカルロス・アルカラス(スペイン/同2位)に敗れるまで16連勝を飾っていた。「マイアミ・オープン」には4年連続の出場。2021年と2023年に準優勝とあと一歩のところで優勝を逃している。


2回戦で予選勝者のアンドレア・バッバソーリ(イタリア/同148位)を6-3、6-4で下して初戦突破。3回戦では、第25シードのタロン・フリークスポール(オランダ/同26位)に5-7、7-5、6-1と逆転でベスト16入りを果たした。

この日は、初対戦となった2021年のATP250アトランタで6-7(7)、4-6で敗れているオコネルと対戦。試合開始早々にダブルフォールトでブレークを許したシナーは、オコネルの緩急のあるストロークに苦戦し、ストロークが安定しない。なかなかチャンスを生かしきれない場面が続いたものの、第8ゲームでようやくブレークに成功し追いつくと、第10ゲームも破って4ゲームを連取。6-4でセットを奪うと、第2セットではサービスゲームで2ポイントしか落とさず、序盤のリードを守り切って6-3。4年連続で8強入りを果たした。

シナーは、「彼は素晴らしい選手。風が強かったからお互いに調整しなければならなかったんだ。彼の出だしはとても良かったし、僕もすぐにブレークされて精神的にきつかった。でも、こういうチャレンジを受け入れないといけないし、僕はこれを楽しみにしていたよ」とうまくアジャストできたとした。

2021年に当時世界ランク31位で3度目のATPマスターズ1000出場となった「マイアミ・オープン」でいきなり決勝に進出。「決勝の前は眠れなかった」と振り返り、「また準々決勝に進出できてとてもうれしいし、良いテニスを見せられるといいね。2021年の僕は選手の中の一人にすぎなかったが、今は違う。これからの4年間でまた違う自分になりたい。それが僕の目標だよ」と述べた。

準々決勝ではトマス・マハチ(チェコ/同60位)と対戦。両者は初対戦となる。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録