フレーム厚18mm&重量335gのヘビースペック
今年のオーストラリアンオープンでジョコビッチが使用し、大きな話題となったのがこのヘッド『スピード・プロ』です。その白いカラーリングがかっこいいと、気になっていた人も多いと思います。
このモデルは、ヘッドが展開している『プレステージ』『ラジカル』『エクストリーム』のどのラインとも別もので、まったく一から作られた新しいシリーズ。今年新たに契約したジョコビッチ専用に作ったモデルで、ゆえにラケットの性能もベースラインから鋭いボールを打っていくジョコビッチのプレースタイルに合わせたものとなっています。
大まかに特徴を説明すると、まずフレームが18㎜と非常に薄く、さらにラケット重量が335gとかなりヘビーな設計。フレームは硬めで使える人は限られてくる、というのが本音です。ただ、重さのわりにスイングバランスがいいので、振り抜きが非常にスムース。ゆえにスピードショットを打ちやすく、ベースラインでのラリーからゲームを組み立てエースを狙っていく上級プレーヤーにとっては、最高の武器となってくれることでしょう。

また、スロート部にはゆっくりした力には柔らかく変形し、速い力を加えると硬さがでる“d3o”という新素材を採用しています。これによって、ゆっくりスイングする場面(スライスやドロップショットなど)ではしなって球乗り感をアップさせ、鋭く振っていく場面では面ブレを抑制しショットのパワーを増幅。さらにグロメットにはストリングの滑りを円滑にする“テフロン®
グロメット”が採用され、よりパワフルな、よりコントローラブルなショットを実現しています。 確かにハードなモデルですが、285gのスペックでもラインナップが用意されているので、ちょっと力には自信がないけど、ストロークが気持よく打てるラケットを探している人は、一度試してみてはいかがでしょう?
強烈にボールを打ち抜ける パワーブレード(剣)
数ある上級者モデルの中でも、独特の進化を続けているのがブリヂストンの『Xーブレード』です。このモデルは、ストイックなまでにしっかりした打感を追求しており、ミスヒットしたらそれなりの結果となりますが、スイートスポットで捕らえたときは言葉で表せないほど最高のフィーリングを味わうことができます。そのため、この感覚が好きでこのモデル以外は使わないという人もいるほどです。
この『Xーブレード』は、1994年に発売され爆発的なヒットを記録した『プロビーム』から進化したモデルで、フレームの素材にカーボンとグラファイトを編み上げたブレイデッドカーボンを採用した2005年に名称を『Xーブレード』にチェンジしました。その独特な球乗り感が本格競技者から絶大な支持を獲得し、2008年には『Xーブレード』を進化させた『Xーブレード フォース』と、さらにフレームの正面厚を8・5㎜まで薄くした『Xーブレード ゼロ』を発表。後者に関しては、まるで刀のように鋭く振り抜けるモデルとして、ラケットに新たな可能性を見いだしました。
そして今回発売された『Xーブレード フォース3・1オーバー』。このモデルは『Xーブレード』のしなり感を継承しながら、少しパワーをアップさせたモデルです。厚ラケだとコントロールがルーズになるのでフレームは薄いままに、フェイスサイズを大きくすることでパワーアシストを得たいという人に最高の一本となっています。

昔はこのようなプロモデルのオーバーサイズというのは『グラファイト』のオーバーサイズなど結構ありましたが、最近はほとんど見かけなくなってきたので待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。
“ストリングの性能を生かす” がもともとのコンセプト

今世紀最大のヒット作『ピュアドライブ』が、遂にニューモデルを発表しました。2006年のモデルチェンジから3年。今回のモデルは、『ピュアドライブ』の特性を継承しながら、世界中のピュアドラファンが待ち望んでいた性能を付加したきわめて完成度の高いモデルになっています。
もともと『ピュアドライブ』が誕生したのは1994年。当時『ピュアドライブ』を生み出したバボラはラケットメーカーではなく、ナチュラルストリングで絶大な人気を誇っていたストリングメーカーでした。高品質のストリングに絶対的な自信を持っていたバボラは、自社のストリングが他社のラケットでその性能を十二分に発揮できていない状況を嘆き、「それなら自分たちでバボラ製ストリングの性能を最大限に引き出せるラケットを作ろう!」ということで、自社製ラケットの開発をスタート。そこで生み出されたのが『ピュアドライブ』です。
その『ピュアドライブ』が日本で展開をスタートしたのが99年。ちょうどこの年、『ピュアドライブ』は3度目のモデルチェンジをしたころで、そのモデルには“ウーファー”という革新的な新機能が搭載されていました。この“ウーファー”はバボラが長年追求してきたテクノロジーで、グロメット部分が滑車のようになっており、ストリングが滑らかにたわむシステムになっています。この機能によってストリングが持つ本来の性能を発揮することができ、ホールド感が大幅にアップ。高いパワー性能と広スイートエリアの実現に成功し、その性能の高さに世界中のテニスファンが飛びつきました。
ニューモデルはコントロール性が大幅にアップ!!
そして日本でもそれまでモヤが98年にローランギャロスを制した“噂のラケット”でしかなかった『ピュアドライブ』は、口コミで評判が広まり人気は全国に拡大。さらに03年に『ピュアドライブ』を使用しているロディックがツアー№1になると人気はますます過熱し、各地で№1セールスを記録するモンスターラケットへとなっていきました。
それから、06年に“コアテックシステム”という振動吸収機能を付加させ、今回のモデルチェンジに至ったわけです。
今回のモデルは、ザックリ言うとコントロール性能が大きくアップしています。特にそれはミスヒットしたときに、進化の恩恵を感じ取ることができました。例えばこれまでの『ピュアドライブ』はスイートエリアを少し外すと、ボールが飛びすぎることがあったのですが、それがなくなってミスヒット時でもボールの飛びすぎを抑えてくれるようになっています。
そのため、今までピュアドライブ使いたいけど飛びすぎて使えなかったという人は、ぜひ試していただきたいですね。これまでにない気持よい振り抜きを感じられるはずです。
カラフルで かわいい! コンパクトに 収納できる!

テニスコートに向かう途中、スポーツドリンクや軽い食べ物を買っていく人も多いと思いますが、そんなときにぜひ活用したいのがこの『エコバッグ』です。ふだんは丸めてコンパクトに収納できますが、広げると結構大きいので2リットルのペットボトルやお弁当なども入れることができます。
また、バッグには紐が付いているので、ラケットバッグなどにくくりつけることも可能。これ一つぶら下げておけば、買い物袋として使えるだけではなく、使用済みの濡れたウエアを入れて別収納にすることもできますし、かなり便利です。
ウイルソンとプリンスから発売されているのですが、どちらもカラフルでかわいいデザイン。ここからエコに参加してみては?