ウィンブルドン第2週がスタート。男女ベスト16が激突し、それぞれベスト8が出そろった。
男子の波乱は、今大会ノーシードのルー(タイペイ)が、過去ウィンブルドン3度準優勝のロディック(アメリカ)をフルセットの末に破ったこと。互いにまったく譲らぬ激しいストロークの応酬となったが、迎えたファイナルセット、ルーの8-7で迎えたロディックのサービスゲームで、ルーの気迫がロディックのミスを誘う。ロディックの30‐40、両選手を通じて初めて訪れたマッチポイントで、ネットについたロディックのバックサイドを、ルーのフォアハンドのストレートパスがエースとなり、勝敗が決した。

女子ではS.ウイリアムズ(アメリカ)がシャラポワ(ロシア)を退け、クリスターズとエナンのベルギー対決はクリスターズに軍配。しかし、第3シードのウォズニアッキ(デンマーク)が敗退したほか、第4シードのヤンコビッチ(セルビア)が故障のため途中棄権した。また、李 娜は2006年以来、4年ぶりのベスト8進出。
4回戦の結果と、準々決勝の組み合わせは下記のとおり。
シングルス4回戦 試合結果
<男子>
フェデラー(スイス)○ 6-3,6-2,6-3 ×メルツァー(オーストリア)
ベルディッチ(チェコ)○ 4-6,7-6(1),7-5,6-3 ×ブランズ(ドイツ)
ジョコビッチ(セルビア)○ 7-5,6-4,3-6,6-4 ×ヒューイット(オーストラリア)
ルー(タイペイ)○ 4-6,7-6(3),7-6(4),6-7(5),9-7 ×ロディック(アメリカ)
ベネトー(フランス)× 1-6,4-6,6-3,1-6 ○ツォンガ(フランス)
ケリー(アメリカ)× 5-7,3-6,4-6 ○マレー(イギリス)
ソダーリン(スウェーデン)○ 6-2,5-7,6-2,3-6,7-5 ×フェレール(スペイン)
マチュー(フランス)× 4-6,2-6,2-6 ○ナダル(スペイン)
<女子>
S.ウイリアムズ(アメリカ)○ 7-6(9),6-4 ×シャラポワ(ロシア)
李 娜(中国)○ 6-3,6-2 ×ラドワンスカ(ポーランド)
ウォズニアッキ(デンマーク)× 2-6,0-6 ○クビトワ(チェコ)
ザコパロワ(チェコ)× 2-6,4-6 ○カネピ(エストニア)
クリスターズ(ベルギー)○ 2-6,6-2,6-3 ×エナン(ベルギー)
ズボナレワ(ロシア)○ 6-1,3-0,Ret ×ヤンコビッチ(セルビア)
ピロンコワ(ブルガリア)○ 6-4,6-4 ×バルトリ(フランス)
グロス(オーストラリア)× 4-6,6-7(5) ○V.ウイリアムズ(アメリカ)
準々決勝組み合わせ
<男子>
フェデラー VS ベルディッチ
ジョコビッチ VS ルー
ツォンガ VS マレー
ソダーリン VS ナダル
<女子>
S.ウイリアムズ VS 李 娜
クビトワ VS カネピ
クリスターズ VS ズボナレワ
ピロンコワ VS V.ウイリアムズ
またジュニアでは、日本から内山靖崇、尾崎里紗の2人が1回戦に登場。
尾崎は、第8シード、地元イギリスのロブソンと対戦したが、ロブソンのサウスポーから繰り出される重く速いストロークについていくことができず、0-6、1-6と完敗。
内山は、第8シードのダックワース(オーストラリア)と対戦し、互いに一歩も譲らぬ接戦となったが、結果は内山が7-6、2-6、5-7と逆転負け。「リターンからの展開が思うようにならなかった」と、悔しさをにじませながら内山は試合を振り返った。
最近のコメント